初冬の函館市電 全線

作品データ
パッケージ画像
タイトル 初冬の函館市電 全線
収録区間  ①ササラ電車出庫:[函館市電]湯の川線:駒場車庫前⇒湯の川
 ②ササラ電車往路:[函館市電]湯の川線:湯の川⇒松風町
[函館市電]大森線:松風町⇒函館駅前
[函館市電]本線:函館駅前⇒函館どつく前
 ③ササラ電車復路:[函館市電]本線:函館どつく前⇒函館駅前
[函館市電]大森線:函館駅前⇒松風町
[函館市電]湯の川線:松風町⇒駒場車庫前
 ④500形2系統:[函館市電]宝来・谷地頭線:谷地頭⇒十字街
[函館市電]本線:十字街⇒函館駅前
[函館市電]大森線:函館駅前⇒松風町
[函館市電]湯の川線:松風町⇒湯の川
 ⑤500形入庫:[函館市電]湯の川線:湯の川⇒駒場車庫前
撮影年月日 2021年11月24日
天候  ①②③晴れのち曇り一時雪
 ④⑤雪
車両  ①②③ササラ電車
 ④⑤500形
時間  3時間2分(本編2時間47分、特典15分)
 区間毎の時間は解説を参照
ノーカット ×
特記事項記載  映像・音声を一部修正
 逆光・雪の水滴・振動など見辛い箇所あり
 車内放送は収録無し
 テロップは自社調べ
音声 STEREO/リニアPCM
映像特典  ササラ電車・500形車両紹介(6分)
 ササラ電車運転操作[湯の川~深堀町](9分)
発売日 2022年11月21日
税抜価格 4500円
品番 VB-6822
制作 ビコム株式会社
販売 ビコム株式会社

 
作品評価
画質 4  ブルーレイ作品として標準的な画質なのだが、ササラ電車は揺れ、500形は曇りで暗めのため少し悪く感じる。
見やすさ 3  カメラは、①②③は左側上方、④⑤は右側に設置されている。
 ササラ電車の揺れはかなりのもの。
 一部区間でかなり雪が舞っており、ガラスにも多数の水滴が付くが、視界は確保される。全然乾かないので折り返しまで我慢。
 ①は日が差すと画面右側に汚れのような縞模様が浮かび上がる。
喚呼・車内放送 1  喚呼は聞こえない。
 車内放送は事業用車と貸切列車のため収録なし。
 無線はよく聞こえる。
騒音 4  ササラ電車は常時ガタツキ音がし、500形は④と⑤の入庫時は常時唸り音がする。⑤ではガラスの振動も加わる。
 耳障りと感じるかは微妙なところ。
総合評価 4  貴重な車両に加え、雪が窓に多数つく悪条件下でも撮影された力作。
 ただ、解説に記載の通り映像ではササラ電車の特色が生かし切れていないのが残念。
入手しやすさ 5 2023年12月時点。

解説など
  区間毎の時間 ①ササラ電車出庫:12分(オープニング含む)、②ササラ電車往路:49分、③ササラ電車復路:44分、④500形2系統:51分、⑤500形入庫:10分(エンディング含む)
 ササラ電車はいきなりの騒音と振動、電停の通過と、事業用車らしさがよく出ている。しかし、画面下部に除雪装置の一部が映っているわけでもないので、特別な車両で撮影しているという感じに乏しいのが残念。視界が狭くなってもいいのでカメラを下向きで撮影してほしかった。
 500形は貸切列車でもほとんどの電停で一旦停止する。
 今作でも路面の補修作業中箇所を走る。②は開始50分、③は開始1時間10分、④は開始1時間56分。③が絶賛工事中。
 ③の駒場車庫入庫時は一時的に後方展望になる。
 特典映像の運転操作は真横からの撮影で、ピクチャーインピクチャーで右下に前面展望映像がある。残念ながら手前のブレーキハンドルが画面下に隠れている。ワイパーが手動なのが衝撃。
 キングレコード版と見比べると11年間の変化が感じられるが、一番印象に残った変化は湯の川温泉電停近くのパチスロ屋の看板。
見どころ
 開始1時間1分後:函館どつく前は終点だが車止めがない。
 開始1時間12分後:鉄腕アトムの歌が聞こえる。
 開始1時間38分後:深堀町1交差点停車中に自転車で前方を横断している人がドナルド・マクドナルドにしか見えない。